当科は心臓血管外科領域における全ての疾患に対応できる数少ない施設のひとつです。また、大学病院の特性を活かした、全診療科との連携も大きなアドバンテージとして患者様から御高評頂いております。
軽症例も積極的に診療させて頂きます。心臓血管外科治療を要する、あるいはその可能性を危惧される患者様について、どうぞお気軽に御相談下さい。
全ての症例はコメディカルを含めたチーム内で共有されます。特に重症例は毎朝のカンファレンスで慎重に検討して治療方針を決定していきます。これを可能にする人材が揃うことは、大学病院としての特長のひとつと考えています。
毎朝行われるCCU・ICUカンファレンス
症例;5歳,女児
施行手術;心室中隔欠損症根治術
心房中隔欠損症、心室中隔欠損症、房室中隔欠損症、僧帽弁疾患などに対する定型手術かつ解剖学的リスクが高くない症例では、可能な限りMICS(Minimally Invasive Cardiac Surgery)と呼ばれる小さな傷での手術を行っています。
研究機関としての責務にも真摯に向き合います。当科では積極的にその使命を果たすべく、多様な人材が多様な方向性で日々探求しています。皆様からの貴重な御提言が、もしかしたら次の時代を大きく動かす一歩になるかもしれません。お気軽に医局までお声掛け下さい。
平成29年、岡山大学大学院医歯薬総合研究科は、全国11施設のみが承認を受ける「医療法上の臨床研究中核病院」の認定を受けました。